(レザークラフト)SnowPeak 火ばさみ用ケース

あんまあぱぱ

2021年05月01日 23:53

SnowPeak製品、品質は折り紙付きですが、庶民感覚からすると、ちょっとお高めな印象ですよね^^;

ただ、モノによっては、そこそこリーズナブルなものもあるかと。


”火ばさみ”・・、こちらはその部類に当てはまるのではと思います。




私もキャンプを始めた当初は、ホームセンターの安物を使用していましたが、程なくしてこちらに買い替えました。

SnowPeak製品にしては、当時2千円以下と結構お安く、高級感もあり、さらに、毎回のキャンプにおいて使用頻度100%に近いので、投資対効果はまずまずよろしいかと。

かれこれ6~7年位使用していますが、ヘタリもなく、一生モノかもしれません。
(初期の美しさはなくなりましたが)



ただ収納については、特に付属のケースもなく、先端が開きっぱなしになったままなので、少々居住まいが悪いです。
(SP純正で、高級ケースを発売すれば、喜んで購入される方は多数いそうですが(^_^;))


長年輪ゴムで縛って収納していましたが、この度重い腰を上げて、ケースを作ることにしました。


必要要件としては、以下

1)先端が広がらず収納できること

2)焚き火ハンガー等に掛けられること



まず、先端(金属部分)を収納する部分を作ります。



今回は、ヌメ側の立体成型で作ってみます。



ヌメ革自体は、水で濡らすことで伸びて、乾くと形状が記憶されますので、このようにトング自体をラップでくるみ、型として使用します。
(そうすることで、汚れた火ばさみを室内に持ち込めるので、新品でない以上ラップ巻きは必須作業かもしれません)


板の上に革を伸ばしながら釘で打ち付けて、乾くまで放置。





(ちなみに、手元に良い具合の板がなかったので、かまぼこの板を3連結で対応しました^^; ちなみに、個人的には”鈴廣”のかまぼこのほうが好きです)





あとは、Base部分と、収納部以外の部分(吊り下げ用のベロも一体)の3部品で作りました。





型押しが乾いたら、木の板から外して、染色→カット→縫い付けて完成です。
(かなり端折っていますが)



完成品は、こちら。
(相変わらずのミドレンジャー)

○全体



深く考えず設計してしまい、無理やり1本の糸で縫いきったので、それがけっこう大変でした。


○先端



○後端



○裏面





ホックでベロをつけ外すようにしました。

これなら、ベルトにも通すことが可能です。

焚き火用品にしてはどうもワイルド感に欠ける作りですが、まぁ良しとしますかね。

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