UNIFLAME
マルチロースター
キャンプでの食事において、食パンを焼いたり、もちを焼いたり、ししゃもを焼いたり・・・、いわゆる”焼き網”ですね。
折りたたんでコンパクトになるのはもとより、バーナーパットで炎を分散し、均一に焼けるので、とても重宝しています。
正直、ろくに料理をしない私においては、キャンプで一番使用している調理器具かと思います。
ただ・・・、これまでケースについては、これと言って準備することはなく、製品の箱のまま使い続けておりました。
流石にもう何年も使用しているので、所々破れたり潰れたり、どうにかしないとと思っておりました。
この度やっと重い腰を上げ製作したので、ご紹介をば。
製作する物自体は、単なる袋形状なので、特に難しくもなく、1枚革を折り返して、両端を縫い、入口側も折り返して蓋をする形状にしました。
(作り終えてから、もう少しマチを作るとか、凝った形状にすればよかったかと思いましたが、あとのマチリ・・・)
工程を超端折って紹介します。
まず今回は、何となくオレンジにしてみました。
(いつもグリーン系、ブラウン系で雰囲気暗いので、たまには明るくしてみようかと)
ただ、蓋の部分はオリーブにして、アクセントを付けます。
染色は、1回だと染まりが甘いので、1日開けて計2回染めます。
染色が完了したら、表面に
コート剤を塗り、艶出しかつ防水加工。
その後、縫い付け前に各部を
接着します。
接着で固定されたら、
縫い穴を開け、縫い付け。
コバを磨き、ホックを付けたら、完成です。
(工程端折り過ぎで、全く参考になりませんね・・・(^_^;))
蓋の部分は、オリーブ色に染めた革を縫い付けて、折り曲げやすくしています。
濃く染まりすぎて、オリーブではなく、グリーンになってしまいました(^_^;)
(まるで、
湘南電車(東海道本線)みたいな配色ですな)
実際にロースターを入れると、こんな感じです。
おまけで、取手のカバーを作りました。
カバーが付いたままですと、折りたためませんので、都度外して収納することに。
製作難易度★☆☆☆☆ と言ったところで、造り手としての面白みはありませんね・・・。
また一番困りものなのが、今回のヌメ革などですと、中身より材料費のほうが高くなってしまいかねないこと(^_^;)
正直、中身より高い入れ物って、あまりないですよねぇ。
(すっからかんの財布くらい?)
以上、お粗末さまでした(^^)