さらば コーナンラック? (対決シリーズ 折りたたみ式棚 編 )

あんまあぱぱ

2020年02月02日 23:07

コーナンラック・・・。



キャンパーなら誰しもその名を知っているであろう、定番の折りたたみ式棚。

私も、7年前にファミキャンデビュー以来、愛用しています。

とかく物の多いファミリーキャンプにおいて、整理整頓用の棚は必需品かと思います。






それこそ、色々カスタマイズされている方も多く、私も雑ではありますが、カラーニスなどを塗ったり、定番のベルトを付けたりと、DIYも楽しんでいます。


ただ、趣味の世界ですので飽きも来ることもあり、その後流行ったアイアンラックに浮気してみたりもしましたが、これはこれで持ち出すのが億劫&自宅使用で定位置を占めたのもあり、キャンプで持ち出すことはなくなりました。




その後、ユニフレームのフィールドラックに出会い、最初はテーブルとして購入&使用、後日棚としてさらに追加購入を考えていましたが、謎の入手困難&高騰状態が続き、追加もままならず・・・。
(コストダウン?で、足の引っ掛け爪が、2箇所→1箇所に変更されたらしいですね)



※Amazonより画像拝借


結局、今も現役でコーナンラックを使い続けています。





ところが、最近とある方のブログで見たものにビビっときてしまい、あるものをポチリました。

はたして、コーナンラックの代替となりえるのか、検証してみたいと思います。



今回購入したものは、こちら。



BUNDOK(バンドック) フォールディング ラック BD-196 カーキ




※Amazonより画像拝借



コーナンラックと同じ、折りたたみ式の棚ですが、オール木製のコーナンラックに対し、こちらは、金属のフレーム&布製?の棚板で構成されています。

コーナンラックの大きな不満として、木製がゆえの積載性の悪さ(嵩張る)があります。

材質変更で、多少なりとも積載効率が上がることを祈りつつ、購入した次第です。






では、早速比較していきましょう。

(今回Amazonは、商品の箱のまま送られてきました)




まず、スペック比較です(Amazonより)。

○BUNDOKラック

サイズ/約480x340x600mm
収納サイズ/約480x488x40mm
耐荷重/8kg(1段当たり)
重 量/約3.57kg
材 質/生地:コットン100%・中密度繊維合板 フレーム:スチール(焼付塗装)



○コーナンラック

サイズ/約460x300x580mm
収納サイズ/約460x405x100mm
耐荷重/5kg(1段当たり)
重 量/約2.0kg
材 質/パイン材(クリア塗装)



要約すると、使用時サイズはほぼ同等(若干BUNDOK大)、収納時サイズは、面積はBUNDOKが大きいが、厚みは薄い。
重量は、BUNDOKのほうが重いが、その分耐荷重は高い・・・ということになります。




では、現物を比較してみましょう。


まず、使用状態正面から。

おそらくコーナンラックをベンチマークして作られているであろうBUNDOKラック、高さ、棚の広さについては、ほぼ同等です。












BUNDOKラックの天板は、このようにマジックテープとホックで、フレームを包みながら固定する構成となっています。








このマジックテープはかなり強固で、繰り返し剥がしていると、棚の布自体がほつれてしまうのではないか?という不安を思えました。

また、耐荷重を得るためにホックで補強されていると思われる設計は、安心感が高いと感じます。
(まぁ、軽いものしか載せないのであれば、ホックは止めなくても大丈夫かと思います・・・自己責任ですが)

天板自体は、ボール紙?のようなもので補強されています。

所詮天板表面は布ですので、あまり濡らすような使い方は避けたほうが無難ではないかと思います。




次に、肝心?の折りたたんだ状態です。




面積的には、スペック通りですが、BUNDOKのほうが、足の部分が出っ張ります。




厚みについては、BUNDOKのほうがかなり薄く感じます。





また、BUNDOKには、かなりチープ感はありますが、収納袋が付属しています。





個人的には、コーナンラックの厚みが不満点ではありましたので、その点は解消できたかなと。

ちなみに重量については、スペック差(BUNDOKが約1.5倍重い)を体で感じ取るほどではありませんでした。



また、展開収納については、定番のベルト改造効果があるせいもあり、やはりコーナンラックに歩がありますね。

BUNDOKラックは、例のマジックテープをいちいち付け外ししなければならないため(最初の組み立て以降は、片側のみの付け外しで問題ないですが)、コーナンラックに比べ時間はかかります。





ただ、コーナンラックのベルトなし状態と比較した場合は(厳密に比べてはいませんが)、BUNDOKのほうが確実に作業できるのではと思われます。
(コーナンラックのベルト無しは、とにかく面倒だった記憶があります)



ということで、長きに渡り使用してきたコーナンラック、いよいよ引退ということになりました。

今までありがとう!





その後、破棄処分&一部を薪にするつもりで分解をしてましたら、それを見た妻が、





”捨てるなら家で使うから頂戴!”




ということでしたので、晴れて第2の人生を自宅使用されることになりました。


これからも、末永くよろしくおねがいします(^^)

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