デカトロン(Decathlon)へ行ってみました

あんまあぱぱ

2017年04月04日 19:26

こんばんは。

3月中旬からの中国出張も3週間を経過しました。



(出発時の山梨?上空。富士山は上から見てもきれいですねぇ。きっとこの写真の中に、キャンプされている方々が写っていることでしょう)

日本(関東)では桜が咲いたようですね。
こちら(深セン)はここ数日日中の気温が25℃を超えてきましたので、いよいよ夏といった感じです。









さて、タイトルにあります”デカトロン”、ナチュログユーザーの方は、割とおなじみなのではないでしょうか。

所謂スポーツの総合デパート(スポーツオーソリティみたいな感じ)なのですが、日本には実店舗はありません。

ですが、中国では(私の知っているのは上海と深センですが)かなりメジャーなようで、ところどころに見かけます。

ということで、休みの日に、アウトドアネタ探しに覗きに行ってきました。


私が滞在しているのは、深センでも田舎なので、徒歩圏内にデカトロンはありません。

ということで、ぶらり路線バスに揺られて、目的地へ向かいます。



こちらのバスは、目的地までの距離や路線によって料金はまちまちです(距離にもよりますが、15円~高くても100円くらい)。

また、先払い(定額)と、従量制(乗ったときに、同乗している切符売りのおばさんに目的地を告げて言われた金額を払う)とも混在していて、結構ややこしいです。



(後ろ姿の人が切符売のおばさん。基本ぶっきらぼうです。)

券売方法が前時代的な割には、多くのバスが電動で、社内でWifiも使えるようで(私は試してないですが)、進んでいるところは進んでいます。


バスを乗り換えつつ、1時間ほどで目的地に到着。

大きなショッピングモールの一つが、デカトロンでした。


早速店内に入ります。


入るやいなや、予想を覆すほどの規模で、いきなりアウトドアコーナーが。





デカトロン=ケシュアということで、ケシュアのテントが、いくつか設営展示されていました。


まず、目に入ってきたのは、テントではなくサンシェード(199元=3千円ちょい)です。




品定めの邪魔ですから、中で寛ぐのは止めてくださいね~。




ケシュア=ポップアップということで、おなじみの2secondもいくつか置いてありました。
(中は、キャンプごっこの子供達でいっぱいです)




かっこいい制服の女性が、テントの説明をしてくれるようです。





私は聞いても聞き取れないので、説明は遠慮しました。


次に、エアを入れて立ち上げるタイプを見学します。
このタイプ、存在は知っていましたが、実物を見るのは初めてです。
(キャンプ場でも、私は見たことないですね)




※デカトロンHPより拝借(コチラは3人用)


おそらくテントを実際に建てたこと無いだろうスタッフが設営したのか、現物は形がよくわからない状態でした。








ここからエアーを入れるようです。



チューブがポール代わりなので、剛性を確保するため、かなり太くて硬かったです。
(ウェットスーツの素材のようなさわり心地)

あれだけ空気をパンパンに入れるのは、結構大変そうな気がします。
(果たして、本当に設営は楽なのか?)


ちなみに、空気入れも売っていました。

サイズは消火器並みです。




私的には、このポンプで積載アウト~という感じです。


他にも、こちらのテントや、



※デカトロンHPより拝借




こちらのテントも、ありました。
(設営は無し)




※デカトロンHPより拝借




気になる(?)売価ですが、デカトロンHPに記載の価格に対し、70%くらいの値付けになってましたね。

お買い得といえばお買い得ですが、日本に持って帰るの大変なので(税関申告とかも必要なのかよくわからないし)、見送る事にしました。




次に、キャンプでテントと同じくらい大切な、シュラフのコーナーへ。




一見、mont-bellのシュラフコーナーかと見間違えるほどの充実ぶりです。
(マミータイプと封筒タイプで分けているようです)




ただ、こちらは冬でもそれほど寒くないので、一番低い対応温度が、0℃。そこから5℃刻みで一番薄いものは、20℃となっていました。
(当然、化繊のみ)


そもそも、20℃って、シュラフ必要なのか?という気もしますが、まぁ、気分でしょうかね。
(1000円位ですし)




他にも、チェアやテーブルは当然として、ハンモックやら、




ケトルやクッカーの小物もそこそこありました。




ちなみに、置いてあるブランドは、ほぼ99%ケシュア一択でした。

日本の、コールマン的な位置づけでしょうか?



私が居る間に、テントをレジに持っていっている人は恐らくいなかったと思いますので、まだ日本ほど流行っているという感じではないようです。
(それこそ、これからの季節、外で寝たら暑くて死んでしまうかも)


アウトドアコーナーを後にして、ぷらぷらと店内を見回します。

ウォータースポーツ関連も、結構充実の品揃えです。
(こちらの方が、土地柄合ってそうな気もします。あまり海がきれいな印象はありませんが・・・)


最近巷で流行り?の、カヤックも置いてありました。


こちらは2人乗り(1899元=3万円強)






こちらは3人乗り(2199元=3万5千円くらい)






私自身あまり興味が無いので、高いのか安いのかよくわからないのですが・・・。




個人的に興味をそそられたのは、こちらのシュノーケリンググッズ。





顔面全面を覆うタイプです。





顔の化粧が取れなくて、女性には嬉しいのでしょうか?


ただ、どんな美人でも、これを被っている顔自体、見られたくないような気もします。




次に、自転車売場へ。


最近中国では、30分8円くらいで、どこでも(多分)乗り捨て可のレンタルサイクルが街の至る所に転がっていて、自転車買う人はもういないのではないかと思っていました。




それもあってか、割りと売り場に並んでいる自転車は、高級志向のものか、幼児向けが多い印象でした。


店内で、試乗も可能です。




ただ子供達は、逆走、車線のはみ出しは愚か、試乗エリア外(店内の別の売り場)にどんどん出ていってしまうので、危なっかしいです。


その隣の、スケボー&キックボードコーナーも似たような状況でした。


その他スポーツ全般を網羅している印象で、お国柄か、卓球とバドミントンは、かなりの充実ぶりでした。
(詳しくはないですが)


取り急ぎ、めぼしい小物を購入し(後述)、店外へ。





ついでに、隣りにある”IKEA”へも行ってみます。




IKEAも中国ではかなりメジャーで、いたるところにありますが(生産国ですしね)、私自身は今まで行ったことはなく、初見参です。


日本では、よく港北のIKEAへ行きますので、それとの比較になりますが、店内の様子や、置いてある品々は、さほど変わった感じはしません。






我が家にも大量にある、子供用のハンガーも、売っていました。
(日本より少し安いかな?)


一つ違うのは、通常のショッピングカートとは別に、かごに車輪がついたようなものを引っ張るタイプのものがありました。



子供がこれに乗って遊ぶので、邪魔くさいったらありません。



次に、レストランを覗いています。


まず、IKEAといえば、ミートボールですね。




こちらにも、ちゃんとあります。

15個で330円くらいなので、日本より少し安いですかね?


あと、日本には無い?メニューとして、ビーフステーキもありました。




食べようかと思いましたが、ちょうど昼時で行列がひどかったので、今回はパスしました。




そのかわり、会計後のお約束、ホットドックとアイスを食べてみます。





ありましたよ、中国のIKEAにも。


ちなみに、購入は自販機でチケットではなく、こちらの紙に欲しいものを記載して、店員に渡し会計。




そのレシートを配膳係に渡して、品物をもらうシステムでした。


お値段は、アイス2元(33円)、ホットドックとドリンクバー7元(120円)で、日本と同じか、ちょっと安いくらいでしょうか。





アイスはチョコとバニラのミックス一択で、ちょっとジェラートっぽい感じでしたね。




という感じで、休みの暇つぶしがてら出かけてみましたが、特にデカトロンについては、中国(深セン)にもアウトドア(キャンプ)と言うものが存在するということを知れて、有意義な散歩でしたね。




<おまけ>

デカトロンにて購入したものは・・・、こちらのシュラフシーツになります。








※こんなところに、ナチュラムの文字が・・・!


妻用に購入したNangaに、インナーシュラフがなかったので、丁度良いかと思い購入しました。
(ただ、おみやげと言って渡しても、100%喜ばれないのは間違いないですが)


ものはといえは、単なるシルク?素材の布を袋にしただけのもので(ファスナーはありません)、特筆すべき内容はありません。
(写真で特徴を伝えづらくてスミマセン)





ちなみにお値段ですが、99元(1600円くらい)でした。

現物を見てみると、ちょっと割高な感じもしましたが、ホテルに帰ってからデカトロンのHPを見てびっくりしました。




この値段出すんだったら、NangaとかISKAのシュラフインナー買ったほうが、絶対にいいです。

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