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隙間生活

生活とラゲッジスペースの隙間を埋めるキャンプ日記

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)

   

後にも先にも、語り継がれるであろう2020年、私のキャンプに関して言えば、3ヶ月以上出撃てきていないという有様です。


緊急事態宣言明けにお誘いいただいていたキャンプも、仕事がかぶってNG。

コロナ禍をリモートワークで乗り切れみたいな世の中の流れではありますが、私の仕事は100%リモートというわけにも行かず、むしろリモート期間に先送りした仕事を、解除後にキャッチアップしなければならないという状況で、慌ただしいことになっています。
(やっと落ち着いてきましたが)

ただ、このまま収束に向かってくれたとしても、業種にもよると思いますが、今年よりむしろ来年のほうが、影響色々ありそうだなぁと感じています。

7月の4連休は、なんとか出撃は叶いそうですが、コロナの感染拡大がまた広がり始めており、予断を許さない状況ではあります・・・。
(天気も微妙そうだし・・・)


ということで、すっかりインドア&流石に出撃予定がないと物欲も沸かないわけですが、暇にかまけて、ついついポチポチはしてしまいます(結局一緒)。

ネタになるほどの大物散財はないのですが、ちょっとした小物を入手したので、記事にしてみたいと思います。



コーヒーを淹れるプロセスは、概ね以下になるかと思います。

1)湯を沸かす
2)豆を挽く
3)ドリップする

キャンプに於いて、一連の作業を狭いテーブル上で行う際、私の場合結構とっちらかると言うか、なかなか適切なレイアウトが定められていないのが悩みです。
その中でも、いつも今ひとつ邪魔だと思うのは、CB缶の存在です。

愛用しているST-310は、ホースはないものの、横倒しのCB缶が結構場所を取るんですよね。

そんなとき、ふと密林で目に止まったのが、こちら。

N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板【SOTO ST-310専用】


SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


元来ST-310は、バーナーとボンベが直結なので、大きい鍋や鉄板は、輻射熱でボンベが加熱して危険なため、NGです。

こちらの商品は、五徳の周りを覆う遮熱板を延長し、テーブルも兼ねてしまうというなかなかのアイデア商品です。

ソロクッカーとして重宝しそうだなというのは容易に想像つきますが、コーヒードリップ用途でも、結構相性が良いのではないかと考えた次第。

早速購入し、いろいろ試してみることに。



現物は、いわゆる非常階段などステップ部に使われる、滑り止め加工された板を、抜いて曲げただけというものです。
(正直、お値段的にはビミョーな感じはします・・・身も蓋もない)

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


装着は、乗せるだけとお手軽。
(若干、ST-310の五徳を変形させながら位置を合わせる感じです)

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)

高さは、五徳側は、その広がりにより高さ方向が決まる感じです。
(CB缶と板の間には、クリアランスがあります)

こちらのST-310、、シリコンチューブを足にはめている方が多いと思いますが、本製品を組み合わせる場合は、干渉しないようにシリコンチューブの高さ方向を合わせる必要がありますね。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


純正の風防は、そのままでは干渉はします。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)



ですが、もともと風防自体が剛体ではないので、多少(無理矢理?)変形させれば装着は可能です。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


ケトルを載せると、こんな感じです。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)



では、第一の目的の遮熱性について検証します。

最近お気に入りの、ヘリノックスワークトップテーブルですと、熱した鍋・ケトルを直置きはできませんし、輻射熱も気になるので、煮炊きを極力避けていました。
※ワークトップテーブル耐熱:120℃まで

しかしながら、こちらの遮熱板を用いれば、CB缶の保護のみならず、テーブルへの放熱もかなり抑えられるので、ヘリノックスとの組み合わせも行けるのではと。
(素直に、焚き火テーブルを使えというご意見は、聞かなかったことに・・・)

ということで、急遽温度測定を行ってみます。

あまり高温を測定できる機材を所有していませんので、取り急ぎお湯の温度を計測する温度計で、かなりラフですが測定してみます。

五徳には、ケトル(イーグルプロダクツ 1.5L)を載せ、中のお湯が沸くまで加熱してみます。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


現状(遮熱板なし)を測定します。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


40℃弱・・・意外と低いものですね。

ちなみに、ボンベ直上は、こんな感じ(70℃くらい)。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)


それなりに熱いですが、あまり気にするレベルではなさそう。

そもそも、ケトルでお湯を沸かす程度であれば、何もない状態でも、ヘリノックステーブル、安心して使用できますね(-_-;)。
(ヘリノックスの布製テーブルでも問題ないかもしれません。保証はいたしませんが。少なくとも、五徳の足にシリコンチューブは必須かと思いますが。)


ということで、遮熱板装着での温度測定は、実施するまでもない・・・ということで取りやめました。



では気を取り直して、本来の目的である、珈琲用具のレイアウトを行ってみます。

SOTO ST-310のデットスペース改善(N-project アルミ縞板 フルカバー遮熱板)

(シルバーが眩しいぃ)


まず、ケトルでお湯を沸かし、湧いたらドリップ用ケトルへお湯を移します。

その脇にドリップ用の受けとドリッパーを配置し、ドリップ。

終わったら、ドリッパーをこちらの遮熱板の上に置けば、テーブルを汚さずに済みます。

CB缶のデットスペースがうまく利用されていて、非常に使い勝手がよろしい感じです。

手持ちの道具とのサイズ感もバッチリで、なかなか良い買い物をしたかなと。

早くフィールドで、コーヒーを淹れたいですね。



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この記事へのコメント
こんにちは。

相変らずギアに対するアンテナ感度が高いですねぇ @o@
ってか、特に密林方面の哨戒がパない ^^;;;

コレ、アイデアはいいですねぇ。
早速ポチろうと思い密林に行ってミマシタ。
ワタシは脚が折り畳める方だな、と思ったらお値段が・・・ ^^;

それにご指摘の通りデザイン(材)ももうちょっとオサレ感が欲しい・・・
ということで今回は見送りマシタ ^^;;;

ともあれ、今回も詳細なレポありがとうございます。
やはり使い勝手は良さそうデスネ ^^

いずれコレで淹れた特製のコーヒーをいただかねば(ぉぃ)

GRANADAGRANADA
2020年07月19日 23:51
おお、4,000円ですか
結構高いですね
最近はこういうのもミスミで3Dモデルアップロードすれば
3日後には手元に届きますからね〜
(さすがに縞板はなかったと思いますが)

ちょっと気になったのは、バーナー直近の70度がアルミ板を伝達して
脚の着地地点まで到達したら何度なのでしょうね?
まあ120度にはなるわけありませんけど(笑)

しくしく
2020年07月20日 07:49
GRANADAさん、コメントありがとうございます(^^)

出撃できないと、インドア趣味も限界があり、ついついくだらないものをポチってしまい、良くないですね。
早いところ、社会復帰しないとです。

費用対効果という点では、ちょっと微妙ではありますが、使い勝手はなかなかよろしいかと。
類似品で、組み立て式でステンレスのヘアライン加工のものもありましたので、そちらのほうがGRAさんの趣味に合うかもしれません(^^)

是非ご探検ください。

あんまあぱぱあんまあぱぱ
2020年07月20日 22:03
しくさん、コメントありがとうございます(^^)

ミスミのセミオーダーをご存知とは、侮れませんね~。
私もたまに使用しますよ。
(なにか、ご職業が似たような匂いがしてなりませんね)

>バーナー直近の70度がアルミ板を伝達して脚の着地地点まで到達したら何度なのでしょうね?

実は私も、その点は気になっていて、遮熱板のテーブルとの接触点に、シリコンカバーでも被せようかと思案していたのですが、温度測定の結果、杞憂に終わりました(^^)

あんまあぱぱあんまあぱぱ
2020年07月20日 22:07
こんにちは

アイディア商品ですね
確かにガス缶邪魔かも・・・
私みたいな狭いテーブル使ってるとよけい邪魔ですね・・・

ガス缶って何度ぐらいまで熱せられたら危ないんでしょうか??

かな☆ママかな☆ママ
2020年07月21日 11:34
かな☆ママさん、コメントありがとうございます(^^)

そうですね、狭いテーブルだとガス缶の占める割合が相対的に増えますので、高さ方向に逃げるのは大いにありだと思います。
これくらいのアルミ板でしたら、息子くんのリュックにそっと忍ばせても、ばれないと思いますよ(^o^;)

ガス缶の耐熱温度、諸説あるようですが、嬬恋レジェンドGRANADA先生のブログによると、80℃と考察されています。
(詳細は、先生の2016/09/28の投稿を御覧ください(^^))

意外と低く感じられるかもしれませんが、よく夏場カセットコンロで爆発させたりするニュース、あれは全体的に加熱されると、そうなってしまうのでしょうね。

あんまあぱぱあんまあぱぱ
2020年07月21日 22:33
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