キャンプでの夜に細かい作業（料理等）をされる際、手元が暗くて困られた経験、皆さんもあるのではないでしょうか？



我が家の場合、テント内では、トンネルのセンターラインにハンキングチェーンを下げて、明かりを確保していますが、キッチンテーブルの配置を壁面に沿わせる形が多く、背中で光を遮ってしまう状況になります。
（キッチンテーブルをテント中央に配置すればよいのかと思いますが、火器などを子供から遠ざけたく、このような配置に）






性分でしょうか、暗いところで細かい作業をするのが嫌いなんですよね。
（そのおかげか、未だに裸眼の視力は両目とも1.5をキープしています(ﾟ∀ﾟ)）



手暗がり対策として、室内でもヘッドライトを常時携帯（首から下げる）したりしています。




スポットタイプ（遠くを照らす）ですと使い勝手が良くないので、このような面発光タイプ（周囲を照らす）ものを使用しています。
（もちろん、電池レス（USB充電）です）


そんなおり、手暗がり問題を解決できそうな新たなツールを発見してしまい、ポチりました。

それが、こちら。



FIELDOOR クランプ式 コンパクトランタンスタンド




テーブルに装着する、ランタンスタンドになります。

幕内で任意の場所にランタンを設置する場合、SPのパイルドライバーも有りですが、お座敷ですと設置は難しいですし、なによりテーブルの移動とともに付いてくるのが、GoodPointかと思います。

こちらのたぐいの商品、Amazonには数種類のものがありますが、それこそヘリノックスのような本家本元は見当たりません。
（あるのかな？）

そのなかでこちらの商品を選んだポイントがいくつかあるので、その点も踏まえレビューしたいと思います。




まず部品構成です。

テーブルへ装着するためのベース部品（アルミ製）と、ポール（アルミ製）、収納袋となります。





ポールには、パイルドライバーと類似構成のランタンフックが装着されています。




ポールは3分割で、ショックコードにより連結されています。

接合部の嵌合精度は高く、きつからず・ゆるからず良い具合です。



ベース部品は、テーブル面への固定部分と、ポールの上下方向を止める2種類のネジ部品が装着されています。




テーブル固定用のネジ形状は、傷が付きづらいような配慮がされています。

接触面が広く、エッジが丸められており、数ある類似品の中で、若干高めのこちらの商品を選んだ理由の一つです。
（もう一つの理由は、色（ブラウン）ですかね？）


上下方向位置は側面の固定ネジで任意に決められます。





任意と言っても上限はポール長（約900mm)、下限はポール長ー使用するテーブル高さ（地面に突き当たる）です。





では、実際にテーブルに取り付けてみます。


まず、所有テーブルの中で最近一躍お気に入りNO.1になった、Helinox　ワークトップ（板）。
（今回の撮影では、フレームも本物を使用しています）




テーブルの板厚は5mm、フラットですので、何の問題もなく装着可能です。





試しに、ランタンを吊るしてみます。


未だに大流行？の”ゴールゼロ(約70g）”




非常に似合いますね。




私所有のLEDランタンで最重量級の”ルーメナープラス(440g)”




テーブルのバランス的にも、問題ありません。
（地面の状態や、風のあるところだと、若干印象は異なるかもしれません）

まぁ、ルーメナープラスはメインランタンなので、実使用としてこの組み合わせは無いと思いますが('A`)。


ランタンスタンドのスペック的には、耐荷重1Kg以下となっておりますので、もう少し重たいランタンでも大丈夫かと思います。

ただ、重量バランスは、テーブル自体の重さ次第というところもありますので、Helinoxのような軽量テーブルでは、あまり重いランタンは避けたほうが無難かと思います。





次に、天板をハードトップ（布＆パッド）に変更してみます。

このような感じで、若干生地を潰しながら固定します。
（特に、跡が残るようなことはないです）





ゴールゼロであれば、問題ありません。







※自作の傘付き


ですが、ルーメナープラスの重量ですと、天板が平行を保てず、使用に耐えませんでした。

まぁ、これはランタンハンガーの問題というよりは、テーブルの問題ではありますが。



ベアボーンズリビングのエジソンペンダントライトでも試してみます。




重量的には行けそうですが、ちょっとケーブルの処理が、美しくないですね。
（これは、天井から吊るす用途のほうが良さそうです）




こちらのスタンド、Helinoxのテーブルの収納袋に、同居が可能です。







※閉じる前




※閉じたあと



ちょっと膨らんでいびつではありますが、一緒に持ち運べるのは便利かとおもいます。


個人的には、Helinoxテーブルとの組み合わせは、お薦めですね～。



現物では試してはおりませんが、ベース部品の形状的には、キャンパー御用達のユニフレームの焚火テーブルでも問題なく使用可能と思います。

一家に一個、いかがでしょうか？(ﾟ∀ﾟ)