こんばんは。

積載に悩む我が家としては、ギヤについては”とにかくコンパクトであること”が、選択肢として優先順位が高いです。

そのなかでも、コンパクトチェアとしてメジャーなのは、”ヘリノックス”。

私も、1脚所有しております。

家族4人分すべてヘリノックスに変更できれば良いのですが、1脚1万円前後しますので、おいそれとは踏み切れません。

そんなおり、ふとAmazonを見ておりますと、様々な類似品が半値以下で売られているではありませんか。

物は試しと言うことで、1脚購入してみましたところ、なかなか良いできでしたので、あと2脚（Total3人分）購入してしまいました。

と言うことで、私の購入した”本家”と”類似品”の比較を行ってみたいと思います。

私の購入した”類似品（通称パチノックス）”は、こちら。

Soomloom超便利 チェアワン マンティスチェア


<正面>


座面の大きさは、ほぼ同じ。


<側面>


類似品は前傾がきついですが、それはセッティングの差です。

<脚>


前述のように、類似品は脚の高さが前後とも3段階に調整できます。
この調整機構、意外と使えます。
ヘリノックスは、特に幼児が使用すると、尻が深くはまり込んでしまい、足がつきません。
足を付けようと前傾すると、椅子の後ろ脚が浮いてしまい、最悪前側にひっくり返ってしまう恐れがあります。

その点、類似品は前足を短く調整することで、５，６歳児でも足を付いた際、椅子の後ろ脚が浮くことが無く、
安定して座ることが出来ます。


<フレーム交換>


このように、フレームを交換しても、双方無理なく装着可能です。


<フレーム(ジョイント部）　本家>


<フレーム(ジョイント部）　類似品>


ロゴ以外、見た目は、ほとんど同じです。


<ショックコード差異>


本家と類似品の違いを一番感じるのは、分解組立の際、類似品はショックコードのテンションがきつく、作業がしづらい事です。
ショックコード自体が、本家は太く柔らかい、類似品は細く硬いようです。



<シートのフレーム保持部　本家>


<シートのフレーム保持部　類似品>


Amazonのレビューに、使用している際、フレームがシートを突き破ってしまった、
というレビューが記載されています。


幸い私の所持している3脚は、いまのところそのようなトラブルはありませんが、
問題のある箇所を比較してみると、類似品は、理由はわかりませんが、縫い目があります。


推測ですが、この縫い目を起点に保持部が裂け、突き抜けてしまうのではないかと思われます。

<大きさ比較>

最後に、以前子供用として使用していた、コールマンのファンチェアとの比較。



HPより拝借(色違いですが）


収納時の大きさの差は、一目瞭然です。





以上ザックリとした比較になりますが、個人的な感想として、この類似品は、
ブランドに拘らないのであれば、なかなかお奨めの品と思います。