私事ですが、毎年1回、会社の親しい同期と、定期的に持ち回りでお宅に集まる会があります。

その集まりが、今年は静岡県修善寺在住者の宅で行われることに。



基本家族参加なのですが、我が家にいたっては、長女は部活でNG。

となると、妻もNG。

下の子と二人というのも有りですが、そもそも土曜日に日帰りで修善寺行って帰るだけというのも、交通費や渋滞を考えると、正直ビミョ〜。



だったら、いっそキャンプを絡める？

でも、2週連続土日不在は、いろいろ軋轢が・・・。

となると、前泊という形で、金土でいく？

だとすると、ソロしかない？


という事で、都合の良い思考により、行きがかり上、金曜午後から伊豆でソロキャンせざるを得ないことに(ﾟ∀ﾟ)



そうと決まれば、キャンプ場を探します。


伊豆でのキャンプは未経験。

過去に行こうと試みて、検索したことはありますが、意外と選択肢が少ない＆高い印象（私調べ）。

西伊豆、南伊豆なら、海に面したキャンプ場もあるようですが、修善寺からは距離があります。

そもそもキャンプは移動時間の短縮が目的なので（？）あまり遠いもの本末転倒。



修善寺近辺でメジャーなのは、だるま山高原キャンプ場でしょうか。

こちらは公営だし値段もリーズナブルではありますが、なんとなくファミリー向け？な感じがしなくもなく。
（予約も電話ですし…）


せっかくの平日＆ソロなので、もう少しネタっぽいところはないかと探していると、面白そうなキャンプ場を見つけました。

キャンプ・ベアード


なんでも、地ビール工場に併設されたキャンプ場のようです。

生ビールが飲めるキャンプ場は数あれど、その場でビールを製造しているキャンプ場は珍しいかと。

ということで、早速ネットで予約し、伺うことに(^^)。




○7/19

仕事を午前中で切り上げて、会社からいざ出発。

東名→新東名→伊豆縦貫道を経由し、途中修善寺の街で買い出しを済ませ、キャンプ場へは15時半頃到着。

当初夕方から夜にかけて雨の予報でしたが、今回は良い方に外れてくれて、とりあえず雨の心配はなさそう。



ナビに従って進むと、この看板が見えてきます。




そこから道なりに進むと、大きな建物が。





1,2Fがビール工場、3Fがレストラン兼受付となっていました。




エレベーターで3Fに上がり、レストランに入り、レジでキャンプ場のチェックインをします。





お値段は、1泊1サイト3,500円＋入場料1,000円/人。

ただし、入場料にはビール1杯分（1パイント：900円）が含まれているので、実質3,600円というところでしょうか。
（2名以上で来る方が、お得感ありますね）




一通り受付を済ませたら、ビール・・・の前に設営を(^_^;)。

サイトは狩野川に沿ったフリーサイトで、車の乗り入れは不可。




ただし、近くまで車の一時乗り入れは可能で、リヤカーも1台あります。




ちなみに、川に降りても良いようですが、水に入るのは禁止とのこと。



今回はソロなのでTCOPと、雨除け＆目隠しでタープを張ります。




HPには、テントスペース3×3ｍ以内（！）と記されており、CIRCUSはNGだなぁと言うこともありこちらの幕にしましたが、よく読むとタープ一張りは可ということでしたので、まぁ常識的な範囲であれば問題はないと思います。

上限を何組でで設定されているのか不明ですが、スペース的には15サイト分くらいはありそうかなと思います。

金曜夜（一応平日）ではありましたが、私の他に4組居ましたので、結構人気なのかもしれません。


テントサイトの他にも、キャンピングカーサイトというスペースが4台分ありました。




こちらは車1台とタープ1張りで、テントの設営はNGだそうです。

（土砂降りなら、こちらで車中泊も考えましたが、その心配は杞憂に終わりました(^_^;)）



梅雨明け前とはいえ、平地のキャンプはやはり暑くて、荷物運びもあったりで結構汗だくに。

ビールの前にシャワーを浴びることに。


こちらのシャワールームは、男女別で、ドアノブにNOキーが付いており、受付時に教えていただきます。




なので、女性用を男性が使うようなことが避けられ、安心感が高いのではないでしょうか。
（男女カップルで来ている場合は、両方の番号が分かるので、その限りではありませんが）



ついでに、私のブログでは滅多にない、施設紹介を。


トイレは、男性用は、小3器、大1器。






清潔にされていましたが、開放された建物なので、虫は入り放題です。

女性用は3器。
写真は撮りませんでしたが、シャワー同様、ドアが直接外から見える位置にありました。


炊事場は、お湯は出ません。




自販機（ソフトドリンク）あり。


ゴミも一通り捨てられます。

ただし、時間指定があります（AM9時～10時）。

翌朝その時間で清掃の方が来られていたので（燃えるゴミのケージは施錠されていました）、人が居るタイミングで捨てましょうということかと。

灰は、エリア中央のサークル内に破棄しますが、ここでの焚き火はNGのようです。



シャワーを浴びてさっぱりしたら、いよいよビールを飲みにGO！


３Fに上がり、レジで注文しますが、なにせ種類が多くて（20種類くらい）、何を飲んでよいやら。

とりあえず1杯目はおすすめのエールをいただくことにします。

この日は1パイント注文に付き、おつまみが1品サービスということで、枝豆のビール煮をチョイス。




おつまみが出てくるのが待ちきれず、一人乾杯(^^)



当然1杯では我慢ならず、2杯めに（ここから有料）。

2杯めは、ちょっとアルコール濃度の高いエールをチョイス（名前は忘れました）。

おつまみは、ポテトサラダを選択。





2杯めは、ゆっくりと味わいながら頂きました。


３Fのエリアからは、このように工場内を覗くことができます。




見学会も定期的に模様されているようなので、機会があれば見てみたいですね。



こちらのエリア、21時までやっているそうですが、長居をするとキャンプに来た意味が無くなりそうなので、1時間程度でサイトに戻ることに。

せっかくなので、サイトで飲む用に瓶を1本お買い上げ（500円）。




ちなみに、グラスビールはそのままは持ち出せませんが、プラのカップ（有料）であればOKとのことでした。

ハーフパイントにして、色々飲み比べても良かったかと思います。


サイトに戻り、ビールを煽りつつ焚き火を開始。







ビールとおつまみでお腹いっぱいなので、焼鳥の缶詰をつまんだ程度で、夕飯は食べたことにしました。


結構風が出てきて、ソロストーブの炎も横向くほどに。




焚き火台と違い、このような環境下でも焚き火が楽しめるソロストーブは、手放せませんね。


気がつくと風は止みましたが、今度は蒸し暑くなってきました。

やはり平地の夏キャンプは厳しいなぁ・・・ということで、22時過ぎに就寝しました。


○7/20

7時に起床。

昨晩は、寝袋なし（シュラフインナーのみ）で、問題ありませんでした。

このテントは、遮光性が高いので、本当によく寝られます。


この日は午後から友人宅へ伺うので、特に慌てることはありませんでしたが、蒸し暑い＆虫多い＆雨がぱらついて来たので、長居は禁物な状態に。

ソロストーブでお湯を沸かし、朝食をコーヒーとパンで簡単に済ませたら、そそくさと撤収します。




ソロなので大して時間はかからず、タープは自宅で干すことにして、10時前には撤収完了。


とりあえず汗をかいたので、シャワーを浴びたら、キャンプ場をあとにします。


さて、昼まであと2時間どうしましょう。

せっかく修善寺に来たのだから、温泉にでも行くことにしました（シャワー浴びる必要なかった？(^_^;)）。


で、向かったのは、キャンプ場からほど近い、こちら。


湯の国会館




内風呂と露天風呂、サウナと、一通り揃っておりました。

こちらで時間調整の後、次なる目的地（友人宅）へ向かいました。





今回のキャンプ場、ビール好きにはたまらない環境で、機会があれば是非再訪したいと思います。

ただ、真夏は環境的に厳しいく（ビールは最高にうまいですが）、かと言って、冬場は寒いとビールが進まないとも思われ、双方が両立すつ時期を選んでこそのキャンプ場かなと思いました。